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【ダイエット】お腹だけへっこまないのなぜ?

2021年7月7日
【ダイエット】お腹だけへっこまないのなぜ?
ほかの場所は気にならないんだけど、お腹だけがでてきてしまってなかなか凹まないでお悩みの方から相談を受けることがありました。お腹だけ痩せたい、いわゆる部分やせってやつだと思いますが、これに関してよくやられてることといえば、腹筋運動ではないでしょうか。
ダイエットリテラシーの高い方はもうご存知かと思いますが、お腹を凹ましたい場合に腹筋運動を頑張ることは効率敵ではないです。無駄ではないです、無駄ではないのですがお腹の出っ張りの原因の多くはお腹の内臓脂肪か皮下脂肪の蓄積と言われています。
なので効率的にお腹を凹ますには、脂肪を燃焼させることが必要ということです。・・・とここまでは多くの方が「そんなのわかってるよ、わかってるけど凹まないから悩んでるんじゃないか、、、」という気持ちですよね。
ではここからは、どうすればお腹を凹ますことができるのか解説していきますね。
お腹の脂肪を効率的に燃やすには
結論から言うと、全身の脂肪を燃焼しやすい状態を作ることです。ここでのポイントは「燃焼しやすい状態を作る」と言う点で、これはつまり運動している時間以外のことを意味しています。多くの方が運動に対して運動そのもので脂肪を燃焼させる意識を持ちがちですが、ここが実は誤りで大事なのは運動をしてない時間に燃焼する量をふやすことです。
運動を普段から習慣的にしている人の平均運動時間は40〜50分と言うデータが出ています。さらに脂肪の燃焼に効果的な運動としては有酸素運動ですが、速さによって違いはでますが、有酸素運動での消費エネルギー量を簡単に計算する式がありまして、その式でフルマラソンの消費エネルギーを計算すると※体重が60キロと仮定して計算しました 2,531kcalとなります。
現在のフルマラソンの世界記録は、キプチョゲさんの1時間59分40秒です。(非公式の記録)つまり世界記録の選手でも40分では約843kcalしか燃やせず、ファミリーレストランでオムライスを食べたらおよそ800kcalですので大した消費量にはなりません。
しかもこの数字は、世界記録の選手の話ですから私たち一般の人間ではオムライス食べたらプラマイプラになるでしょう。
どうすれば運動してない時間に脂肪を燃焼させるのか
これは私たち人間の安静時の代謝量を組織別で見て聞くと答えが見えてきます。
表2: ヒトの臓器・組織における安静時代謝量[2]
臓器・組織 |
重量 (kg) |
エネルギー代謝量 |
|
比率 (%) |
|
|
(kcal/kg/日) |
(kcal/日) |
|
全身 |
70.0 |
24 |
1700 |
100 |
骨格筋 |
28.0 |
13 |
370 |
22 |
脂肪組織 |
15.0 |
4.5 |
70 |
4 |
肝臓 |
1.8 |
200 |
360 |
21 |
脳 |
1.4 |
240 |
340 |
20 |
心臓 |
0.3 |
440 |
145 |
9 |
腎臓 |
0.3 |
440 |
137 |
8 |
その他 |
23.2 |
12 |
277 |
16 |
安静時の代謝量はつまり運動していない時間の消費量のことになりますが、比率を見ていくと骨格筋が22%と一番多い比率になっています。さらに全てに共通することは年齢を重ねると代謝量は減っていくと言うことですが、唯一骨格筋は年齢にあらがうことができます。鍛えることができるんです。
つまり、運動以外の時間で年齢を重ねていても消費量を高くするには、筋肉を鍛えることがゆうこいう的と言うことです。
まとめ
お腹がへっこまずにお悩みの効率的な凹ませ方についてお話ししていきました。
まず考え方として大切なことは、運動で燃やす意識ではなく、運動以外の時間で消費する量を増やす意識を持つことです。そしてそのための行動としては筋トレをしていくことが効率的と言うことです。
ではどんな筋トレをしたらいいの?
一人でできるか不安。。
どうせなら筋トレも効率的にやりたい
この場合の食事はどうすればいいの?
このように感じた方は、専属のトレーナーをつけてください。